Sunday 12 October 2003

Abby Road

St John's Woodに行った。世界一有名な横断歩道、Abbey Roadがある街。The Beatlesが4人で並んで写真を撮った所。レッチリがNaked+靴下で写真を撮った所。私、Abbey Roadには、5年前の卒業旅行で張り切って出かけた経験がある。で、もちろん道路標識で記念写真を撮り、横断歩道を歩いた写真も撮ってもらった。今日も。そういう人達がたくさん。ぞろぞろぞろぞろ。次々次々。楽しそうに横断歩道を渡る。親子で来ている人、カップル、いかにもその時代の音楽好きですって風貌の人、たくさんの日本人。正装した4人+カメラマンの5人組で、ビデオと三脚を持ち「撮影」をしようとしてる人まで。道路プレートの横に、ベンチなんても置いてあって。こういうさりげない配慮が好き。

こういう風景を、今回は少しおだやかな気持ちで見てて。Beatlesって本当にすごいな。ってしみじみ思った。だって、30年もたった今もなお、こうやってたくさんの人達に、ささやかな楽しみを与え続けている。直接的ではないにしても、彼らが会話の話題となり、旅行の楽しさを与え、何よりワクワク感を与えてる。

5年前に来た時は、落書きだらけだった道路プレート。今日見たのは、新しく変わっていた。そして、もう1つ気がついた事が..。Londonでは。横断歩道の横に、黄色いランプが点滅している所は「歩行者優先」となる交通ルールがある。その横断歩道に人がいれば、車は止まらなくちゃいけない。Londonの人は、なかなかこういうルールはきちんと守るので、黄色ランプの横断歩道は、青信号みたいなもの。で。実は。Abbey Roadの横断歩道も、この黄色ランプ横断歩道だった。だから、人々が横断歩道を渡っていると、車は止まってくれるルール。なーんだ.....。私、5年前は「ここはAbbey Roadなので、Londonの方達は、観光客が何をここでしたいのかを理解し、慣れているため、横断歩道を歩いている写真を撮ろうとしている人がいたら、親切に止まってくれるんだ。わーい。あの車、私のために止まってくれた!」って思ってた。なーんだ。単なる交通ルールだったのか。あの時は。観光客のお客様特別扱い気分の考え方だっただけか..。

Busを待つ間、交通量&人口量のあまり激しくない夜のAbbey Roadを自分勝手に遊びまわっといた。

No comments: