Wednesday 11 August 2004

blankey Jet city

ミュージシャンって。
私の中では、この世の中でもっともカッコいい職業の人。

blanky jet cityの『ロメオの心臓』の4曲目。君の手のひらに。すばらしい曲で、すばらしいギターの音色で、すばらしい歌声だと思う。この唄の歌詞は、私が今求める、作品のテーマでもあるから、なおさら胸に響く。そして。トキメキます。相変わらず。ハートを打ち抜かれてしまうのです。心拍数が本当にあがってしまって、困るくらい。

あと。『love flash fever』の”海をさがす”も。夢を失った時 (失いそうな時)は。ベンジーの車の屋根に乗せてもらい、風になったつもりで、ハートにひびが入るほど綺麗な海を探しにいく物語をつづりたい。

20歳のころ。本当に浅井さんに恋をしていて。目覚ましには 『love flush fever』をセットし、毎朝、彼のカッティングの音で目覚めては、ドキドキしてた。私が大人になるにつれて、胸がときめくようなバンドの男の子たち年下になってきてて。だから彼らに対しては「憧れの人」という感じではなく、「Sweetでかっこいい男の子」というニュアンス。けど浅井さんは。永遠に憧れの、純粋な少年のような大人の男の人。

Wednesday 4 August 2004

AIR at summerset house

またもや。Summerset houseのライブの季節がやってきた。去年は。記録的猛暑の中、最高気温を記録した日にunderworld に行った。今年は。belle & sebastian, basement jaxx、snow patrolなどと迷った結果。AIRを選択。

summerset houseのライブの時は。待ち時間もとても楽しい。ワイワイがやがや石の広場に座っておしゃべりをする。ただ。ペットボトル持ち込み禁止。ムカつく。んで。中でペットボトル買ったとしても。キャップは没収される...。投げる人がいるから...って事なのだろうが。キャップがないと、鞄に入れられず、手に持ってなきゃいけないからすごく邪魔だってのに...。始まる前の音楽にBBの"コンタクト"なんてがかかり。フランスモード。前座バンドをはさみ。陽もくれかけて。ライトも綺麗になってきた頃。貴公子たちは登場しました。黒いパンツ。黒いピシッとしたシャツ。黒いネクタイ。あー。なんて、背筋がのびているんだ!

が。耳を、その音だけでふさぐような。シンセAIRサウンド。歴史的な建物に囲まれた、石の中庭のステージだから音響が独特。山彦みたいに、後ろからも聞こえてるみたいになる。けど、本当の山彦みたいに時差はないから、不思議サラウンド。ショルキー!久しぶりに見た。2つのキーボードを右手と左手で弾く姿とかも!んで。ニコラ。キーボードを弾くとき。体は20度くらい傾いて。背筋はのびて。顔は45度くらい上を向く。貴公子だ。あいかわらず。セクシャルな曲。けど。“thank you very much” という発音がかわいくて。客にからかわれてた。そしたら。次のカウントではエフェクトかかったマイクから“un deux trios quatre”とフランス語カウント。MCなどで。セクシーゲイっぷりもおしみなく発揮。

アンコール2回。けど。彼ら、汗1つかいてないんじゃないか。ってくらいの淡々とした演奏姿。talkie walkieの曲中心。ナイジェルプロデュースなんだよね...。けど、それに関しては私はやっぱりよく分からんalone in Kyoto from lost in translationもやった。。が。virgin suicidesの曲とかも。やって、それでもりあがった。sexy boyで。JBが渋い色のテレキャスを、優雅にはうらせながら弾いていた姿も印象的だった。

派手ではないけれど。やっぱ楽しかった。で。帰りは。お決まりの、オレンジのライトに照らされた、たーくさんのビールカップをふんづけんながら、ぞろぞろと帰る光景。ちなみに。イギリスでは。AIRを「エール」ではなく「エアー」と呼ぶ。