Friday 31 December 2004

best music in 2004

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you forgot it in people / brocken social scene
earth is not a cold dead place / explosions in the sky
the young machines / her space holiday
finally we are no one / mum
yesterday was fantastic-today is ok / mum
BABA TIKI DIDO / sigur ros
noi albinoi / slow blow
In a Safe Place / the album leaf
ユグドラシル / bump of chickin

まとめ。今年は。super car、くるり、bump、林檎(東京事変)と。my favorits japanese artistsの新譜がこぞって出た年だったのでうれしかった。そして、あえてベストには入ってないけどmogwai、build to spill、radioheadなどは相変わらずループ。が。今年は。ここ1-2年で変わりかけてた音楽の好みが完全に変わって定着した感じ。UKロック色は全くなくて、カナダ/USインディーとアイスランド。静かなのにエモーショナル。美しいロックやエレクトロニカ。この TOP10. 全部が今年に出た音楽ってわけじゃないけど、今年の自分の気分だった音楽。

anthems for a seventeen year-old girl

Brocken Social Scene with Emily Haines

Thursday 28 October 2004

Franz Ferdinand at brixton academy

イギリス人との背の差....。身長152センチの私の最大の悩みは。ライブの時、前に行けば行くほど見えなくなるってこと。けど。素直にたーのしかった。Brixton Academyの緑のネオン輝く会場に着くと。それはそれはたくさんの人。いつもと明らかに違う。雰囲気は、まるでロンドンのfriday nightの表情をそのまま凝縮したような。集まって、ビール飲んで、しゃべって、騒ぎたいパーティーピープルな人々。男女比は同じくらい。

いつものライブと違い、音楽好きってよりか、なんか騒ぎたいから来た。って人が多い気がしてたけど。みんな曲を1曲1曲よく知ってたから、Franzがバンドとして、ジェネラルにウケてるんだなぁと思った。勢いがあるだけあって、ライブグッズも豊富。Tシャツはもちろん、マグカップ、ライター、バッジ、トートバック、パンツまで。全て彼らのロゴ入り。みんながぞろぞろ並んで買ってました。

ライブは。アルバムが1枚しかないこともあり、1時間ちょっとで終わっちゃったけど、それでもみんな満足げ。というか。確かに満足。オレもはしゃいだ。でも、さすがグラスゴーだけあって(という事にしたい...)MCが微妙にわからず...。が。もう、Alex(vo.)とNicolas(g.)の動き1つ1つが最高--。きれーにカットされた髪型。シャツの質感。ギター弾くのにもてあましてるんじゃいかという長い腕。で、アクションする時の腕の伸ばし具合。指鳴らす行為。歌う時の口のあけ具合と表情。もちろん音も。盛り上げ方。見てて思わずグオーと楽しくなって笑っちゃう。でも正直Reading Fesの方がおもしろかったけど。それでもやっぱ楽しかったことには変わりなく。

vo. と g,に目が行きがち、というか釘付けだったんだけど..。あとの2人をよく見ると。ディスコロックビートを支える正確なハットを裏打ちし続けるドラムの彼や、vo.とg.と違い、無表情&身動きせずに黒いリッケンベースを弾き続けるrobertの存在も興味深かった。全ての空気に粗がありません。コーラスとかを、客のみんなもやりたくてやりたくてしょうがないし。何より。体の細胞が、あぁ最高。って感じるから楽しい。続いて欲しいなー。この勢い。と思った。

Friday 1 October 2004

Wednesday 11 August 2004

blankey Jet city

ミュージシャンって。
私の中では、この世の中でもっともカッコいい職業の人。

blanky jet cityの『ロメオの心臓』の4曲目。君の手のひらに。すばらしい曲で、すばらしいギターの音色で、すばらしい歌声だと思う。この唄の歌詞は、私が今求める、作品のテーマでもあるから、なおさら胸に響く。そして。トキメキます。相変わらず。ハートを打ち抜かれてしまうのです。心拍数が本当にあがってしまって、困るくらい。

あと。『love flash fever』の”海をさがす”も。夢を失った時 (失いそうな時)は。ベンジーの車の屋根に乗せてもらい、風になったつもりで、ハートにひびが入るほど綺麗な海を探しにいく物語をつづりたい。

20歳のころ。本当に浅井さんに恋をしていて。目覚ましには 『love flush fever』をセットし、毎朝、彼のカッティングの音で目覚めては、ドキドキしてた。私が大人になるにつれて、胸がときめくようなバンドの男の子たち年下になってきてて。だから彼らに対しては「憧れの人」という感じではなく、「Sweetでかっこいい男の子」というニュアンス。けど浅井さんは。永遠に憧れの、純粋な少年のような大人の男の人。

Wednesday 4 August 2004

AIR at summerset house

またもや。Summerset houseのライブの季節がやってきた。去年は。記録的猛暑の中、最高気温を記録した日にunderworld に行った。今年は。belle & sebastian, basement jaxx、snow patrolなどと迷った結果。AIRを選択。

summerset houseのライブの時は。待ち時間もとても楽しい。ワイワイがやがや石の広場に座っておしゃべりをする。ただ。ペットボトル持ち込み禁止。ムカつく。んで。中でペットボトル買ったとしても。キャップは没収される...。投げる人がいるから...って事なのだろうが。キャップがないと、鞄に入れられず、手に持ってなきゃいけないからすごく邪魔だってのに...。始まる前の音楽にBBの"コンタクト"なんてがかかり。フランスモード。前座バンドをはさみ。陽もくれかけて。ライトも綺麗になってきた頃。貴公子たちは登場しました。黒いパンツ。黒いピシッとしたシャツ。黒いネクタイ。あー。なんて、背筋がのびているんだ!

が。耳を、その音だけでふさぐような。シンセAIRサウンド。歴史的な建物に囲まれた、石の中庭のステージだから音響が独特。山彦みたいに、後ろからも聞こえてるみたいになる。けど、本当の山彦みたいに時差はないから、不思議サラウンド。ショルキー!久しぶりに見た。2つのキーボードを右手と左手で弾く姿とかも!んで。ニコラ。キーボードを弾くとき。体は20度くらい傾いて。背筋はのびて。顔は45度くらい上を向く。貴公子だ。あいかわらず。セクシャルな曲。けど。“thank you very much” という発音がかわいくて。客にからかわれてた。そしたら。次のカウントではエフェクトかかったマイクから“un deux trios quatre”とフランス語カウント。MCなどで。セクシーゲイっぷりもおしみなく発揮。

アンコール2回。けど。彼ら、汗1つかいてないんじゃないか。ってくらいの淡々とした演奏姿。talkie walkieの曲中心。ナイジェルプロデュースなんだよね...。けど、それに関しては私はやっぱりよく分からんalone in Kyoto from lost in translationもやった。。が。virgin suicidesの曲とかも。やって、それでもりあがった。sexy boyで。JBが渋い色のテレキャスを、優雅にはうらせながら弾いていた姿も印象的だった。

派手ではないけれど。やっぱ楽しかった。で。帰りは。お決まりの、オレンジのライトに照らされた、たーくさんのビールカップをふんづけんながら、ぞろぞろと帰る光景。ちなみに。イギリスでは。AIRを「エール」ではなく「エアー」と呼ぶ。

Wednesday 17 March 2004

ROCK in adoration

Fender
Gibson
Gretsch

girl on bass
girl on drums

guy having music hero in his mind
guy on guitar
guy on Rock
guy on sing

Jaguar
Jazzmaster
LesPaul

Marshall
(looooooove the font of 'r')

ROCK SPIRIT
ROCK SPIRIT

sound of bass drum
sound of guitar
sound of high-hat

StratoCaster
Telecaster

ROCK is something
meltin in DNA

Monday 1 March 2004

dancer in the dark

director : lars von trier /denmark / 2000

なんかとても恐くて、ずっと見れずにいたdancer in the dark. 遂に見た。
作品として。すごいものだと思う。
ビョークの演技も。演技というか。セルマそのもの。
見てる途中。自分の中にこびりつき始めた、恐ろしく不安な予感。
それが外れて欲しいと心から望み続けた。
けど。結局。終わってしまった。体中の力、というか魂が抜けた。
この映画、一緒に見てくれた人がいてよかったと思った。
もし1人で見てたら…、自分の精神状態の想像がつかない。
ベティーブルーの最後を見た時のように、
きっと、最後、彼女は救われたんだ。って必死で考えた。
見終わった後、放心状態になり、5時間くらい泣き続けた。

Friday 20 February 2004

stealing beauty

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stealing beauty by Bernardo Bertolucci 1996 Italian/French/British film

Liv Tyler's Lucy
there are two dialogues i really love in this film
there are so many elements i really love in this film

Friday 6 February 2004

spilitualized at the forum

今日はspilitualizedのライブ。ライブ会場って所は。londonで私が足を踏み入れる場所の中で一番F*ckって言葉を耳にする場所で、一番ビールのパイント率の高い所で、一番weedyで、一番“more dead than alive”などと、意味の解釈に困るメッセージTシャツ率が高い所で、一番スキンヘッド率も高く、一番、私が好きなタイプの男の子(60年代のミックっぽい髪型のlondonな雰囲気の男の子)率も高い所。今日確保した立見位置は。PAブースの後ろ。50トラックはあるミキサーやらの機材が並ぶブースが丸見え。PAのおっさんがカッコいい。が。ここには落とし穴が…。PAのおっさんが見てたセットリスト表も丸見え…。スタートと同時に今日のリストを知る。しかも。私の好きな”ladies and gentlemen we are floating in space”はやらないし…。でも。PAのおっさんが「hat」と書いた所をいじると、繊細なハットの音が実際にはっきり聞こえてきて、そういうのに感動。

私のイメージでは、spilitualizedの音はどこか宇宙っぽいスケール。しかも、名前がいい。スピリチュアライズド。幻覚。ノイズなギター。壮大な楽曲。トリップ感抜群。だけど気品。だから今日の気分は。音と共にどこかにかっさらって行っちゃってください。ってな感じ。だけど前半は。激しめな音と共に、もんのすごい量のフラッシュが莫大にチカチカとステージから襲ってくる。日本で何年か前にあった“ポケモン事件”が脳裏にある私は、まともにステージを見れない。しかもそれが1回や2回じゃない。何曲も。後ろの兄ちゃんが“oh! Stop f*ckin flash!”と言ってたが、激しく同意した。けど。彼らのライブ。アルバムで聴くより、サイケデリック感が強調されてカッコいい。それにやっぱり。ギターをむさぼり弾く男の人はかっこいい。つくづく感じた。ギタリスト達2人は、どこかシューゲイザー的な弾き方をする。で。ジェイソンの幻想的な声。まいった。後半5曲くらい、と言っても5曲で1時間くらいあったが静かめな曲が続き、ベース音,ギター,アンサンブルの音,重力間と浮遊感がまざったみたいな感じで最高だった。

音は。生もの。その瞬間に込められた魂。ほんと。ライブに来ると、写真なんて所詮、音楽には叶わない...ってめちゃめちゃ思う。ロックって。決してオシャレじゃないし、21世紀の音っぽくないかもしれないし、社交性がない音楽だし、不器用っぽいし、どこか泥臭いけど。やっぱり一番かっこいい。精神だし、魂だし。なんつうか。血が騒ぐ。涙も出る。アンビエントやエレクトロにかも好きだけど。最終的にはロック。こんな事を真面目に思う私も、きっと一生不器用な生き方しかできなさそうだなーと、帰り道にbusの中で思った。