Sunday 15 January 2006

spirited away

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great movie. tears are apearing to my eyes whenever i watch this movie. that means... this movie is my treasure.

千尋を見てると、頑張ろうと思う。2年くらい前。Spirited AwayがDVDになった時。千尋がすくっと立つジャケットのポスターが、ロンドンの街中に貼られていた。その表情や姿が。”特別な世界”の場所で頑張る千尋で。それがロンドンに貼られてたから。日本人な千尋が、ここロンドンでも頑張っている!!と、ロンドン1年目で、よくメソメソ泣いていた自分は、応援された気になった訳です。何を言われても「ここで働かせてください!」と頑張った千尋を見ると。素直に立ち向かっていく強さをもらう。とうわけで私の持っているDVDは、イギリス版なので、英語字幕を消す事ができないし、タイトルもspirited awayで出てくる。

この映画は、細部のいろいろまで。本当に胸にいっぱい残る。全部が残る。すっごくしみわたる。ひとつひとつのシーンが。胸いっぱい。胸いっぱい....。だから、エンディングロールで映る、今までの場所達のカケラの映像を見せられるたびに、ボロボロ泣いてしまうんだ。そなたの内なる風と水の名において。ときはなて。ツツジと紫陽花が咲く小さな庭。桃の木の庭。椿の木がある裏のくぐり戸。赤い橋。油屋。リンや千の部屋の所のベランダ。雨が降ったら海。下を走る電車。全部。木製なのがいい。建物の造りが。非常にしっかりしててすごい。窓は。日本家屋特有の薄いガラス。閉めるときや、風があたった時の音も、そういう薄いガラスになってて。ジブリってすごいな....って思う。おにぎりのシーンが好きだ。初めて映画館で見た時。まず最初にここで泣いた。釜じい。


明かり。神々しいまでに明るい灯。こんなにも。想像力が豊な宮崎駿に本当に驚く。必ず。見た事もない、初めて触れる時にはとまどってしまう程インパクトが強い感じの。生き物、物体、存在を創り上げてしまう。「千と千尋の世界」っていう世界がもう存在するし。例えば。それは。もはや形容詞として使われている。あっ。ここ。千と千尋の世界みたいだね。とか。そういう事がすごいって思う。はは。私も。竜になった人に迎えに来てもらいたい。そして空を飛びたい。と本気で思うほど。竜なハクが千尋を迎えに来たシーンの迫力がかっこよかった。

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