Thursday, 27 April 2006

kieran hebden aka four tet and steve reid

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their sound is something like liquid. flowing liquid. but that's not transparent like water. more like rainbow-colored liquid. the wonderful liquid that can oppose gravity sometimes, or dissociates, or becomes mobilable capsule of liquid. such taste. ( at least for me... ).

the wonderful point of them is that... each session is 10 - 20 mins, quite long. and that's kind of abstract sound all the time. but. those sounds are more than well composed, and consistent exactly between two of them, kieran + steve. cool. we coudn't help crapping our hands a looot whenever their session finished.

audiences were also nice. i like the moment when everyone is there among light and sound in space. we can feel that on our skin temperature. that was beautiful. when i listened to cool music, it's so difficult not to dance. i liked that moment. i was really in front of big speakers. then, i could feel ' sound wind' from speaker. wind came from speaker!! and tonight. i could also feel very weedy smell as well. to be honest. i like that smell. so that's fine.

彼らの音は。なんか液体の流れみたいだった。でも、水みたいに透明じゃなくて。虹色の液体。流動性が液体みたいだけど、重力にたまに逆らったりもできるし、分離したり、カプセルになって浮かんだりできる、不思議な液体。そんな感じ(さっぱり意味不明...)。すごいな。って思ったのは。1曲が10分とか20分とかのセッションで。ずっと。すごく抽象的な音ばかりなのに、2人の間できちんとつじつまが合って曲がまとまること。1曲が終わる毎に、ものすごく拍手をいっぱいしてしまう。

お客さんもよかった。お客さんそれぞれの肌温度に光と音がなだれ込んで、会場が沸く瞬間って美しい。かっこいい曲を聴いてるとき。踊らないことのほうが難しい。強制されて踊ることは大嫌いだけど、勝手に体が反応する感じ、これが好きだ。スピーカーの、ど真ん前にいたら。本当に「音風」がきた。スピーカーから風がふくの。重低音にあわせて。前後にいた人たちとともに、その音風に身を委ねた。で。今宵は。葉っぱの香りが、やけにいっぱいだった。実は嫌いじゃないから。この香り。

余談。前にいた身長が170cmくらいあるお姉さんが。ものすごくステキだった。唇の下にピアス。細くて、その体型もオシャレで、自然で。ものすごく酔っぱらってるっぽい彼にも動じないで、やさしく触れる手や (エロくない)、なにより笑顔がすごくステキだった。すごい綺麗なのに、ぜんぜんツンケンしてなくて、恐くなくてステキだった。恐いどころか、やさしかった。ちっびこな私が。最後アンコールの時に、後ろからなだれこんで来た背が高い男の子達にうもれてしまったとき。救って前に入れてくれた。し。そのとき、ものすごい笑顔をくれた。うれしかった....。踊り方もかっこよかった...。あまりに体型が違うので。同じ人間なのか....と思う程、綺麗な人だった。憧れちまった。

Saturday, 15 April 2006

bump of chiken

最近はロンドンでも咲いているタンポポのせいで特によく聞く。でも。いつでも。バンプは。大好きだ。バンプが好きな理由は?って言われると、さっぱり説明はできないけれど、すごく強い大切な何かで、とても確実な...。その音や言葉や存在。物語。要素の随所に。さまざまな角度から。さまざまな立場から。さまざまな状況で。その都度の環境で。さまざまなタイプの感情が反応して。さまざまな捉え方で。さまざまな形で大事というか。つまり。好きというか。同じ曲でも、時期によって違う風に聞こえて。けど、常にそばにある感じで。いっぱい涙も出るし。いっぱい勇気も出るし。いっぱい強くもなるし。切なすぎて聞けない時もあるし。笑うし。最高だし。ほんと。共に生活している感じで。

前に読んだインタビューで。チャマくんが「バンプを好きでいてくれてる人たちもたぶんそうなんだけど、今回も藤くんが書いた曲だけど、自分のこととしか思えない。常に思っている事が唄われていて、けど自分じゃ書けないから藤くんが変わりに書いてくれている」みたいな事を言ってて。それを読んで。まさにそうだなと。メンバーでさえ、そう思っているのだから。すごい。で。私みたいに、そういう人は多いだろうと簡単に分かるし。全ての。バンプのことを好きだと思っている人たちが、そういう風に曲を捉える事を許されているというか。むしろ望んでいる?メンバーもインタビューで「俺たちの言葉による先入観を持たずに、自分と曲の関係を築いてほしい」ってよく言ってくれるし。やさしいんだな。そして。すごい理解力。けど。そうやって、人々に勝手に解釈されても、決して彼らの元から曲が離れて一人歩きとかはしない感じがするし。そのバランスすごい。本気の信念だからなのだろうな。

藤くんも「曲とともに成長していきたいし、聞く人も曲とともに成長していくような、聞く人の生活に入り込んで、いっしょに呼吸をするような、そんな曲を創りたい」とか。そんな内容の事を言ってて。すごい人だなとおもった。し。それが全く伝わっているし。藤くんがよく言う「曲も年をとる」とか。そういう言い方が好きだ。古くなるんじゃなくて。年をとる。「曲が呼ぶから、できるできないじゃなくて、プレーヤーとしてはやらざるを得ない」とか。そいういう言い方も。彼らの存在や曲に対する感情って。7歳の少年になる夢を見た。っていう、へんに強力な感覚なのに、自分でも不可解というか、分かり得ない不思議な、男子の世界に対する物語的な空想みたいな。それに似てる。思わずグダグダ書いてしまった。けど。まあ。なんとうか。この「バンプが大好きだ」って気持ちを所有していること自体が、けっこう好きだったりする。ホント bump of chicken に。ありがとうと言いたい。あっ。PVずっと創ってる、番場秀一さんも、かなり好きだ。

Wednesday, 29 March 2006

sigur ros at hammersmith carling apollo

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i love orri's drums so much. amazing. amazing. amazing... this time, songs were played slowly. beautiful. beautiful. beautiful.... especially, i could listen to the best ever beautiful 'olsen olsen'. the sound they play was layered, mixed and making harmony like lights layered and overlaped. and. the space was fulled of the spectacle harmony like smoke spreaded in space. this is the feel that i can have only at their show... wounderful. immersed... itonight. in fact. before playing 'vaka', some technical problems happened!! but... that was a kind of happy accident. because we could hear jonsi talked on stage!! his talking voice! icelandic accent english. very lovely. everyone got happy. then very warmy air. takk fyrir.. and i also love amina!

あぁ。orriのドラムがとても好き。わかってはいたことだけど。それでもやっぱり。予想以上に感動的だった。今回は、いつもより曲をゆっくり演奏していた。それゆえの美しさがかもしだされたステージ。ゆらゆらとゆれる光が混ざりあうかのように、幾重にも重なり、見事すぎるハーモニーを創りだす音。そして。そのハーモニーが、スモークのように柔軟に空間にひろがって。美しい....。特に。’olsen olsen’ が。今まで聞いた中で一番きれいな演奏だった。この気持ち。すごい気持ち。これは、唯一、彼らのライブでのみ感じられる気持ち。言葉では表現できない感動....。で。今回。'vaka' の演奏前に。アクシデント勃発。なにやら音が出ないらしい。でもこれは、ハッピーアクシデント。なぜなら!ヨンシーが説明するためにステージでしゃべった!!ヨンシーの話す声! アイスランドアクセントの英語。very lovely. なんか最高。そんなわけで。みんなもハッピーで。おおいに会場が、あたたかい空気に包まれた。今日は、ゆっくりと進めたせいか。アンコールは1回だった。そして。いわゆるカーテンコールの時の。彼らの笑顔がとても最高で幸せになる。して。前座とカルテットを勤める女の子4人の、aminaも好きだ。

Tuesday, 7 March 2006

sentimentalist / sanso-xtro

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sentimentalist / sanso-xtro ( type record )
beautiful beautiful sound. i listened sentimentalist a lot. of course i love that. but live performance is more more just... so fantastic. her (melissa's) creating sound including her soul, her playing, her touching to each instrument is just beautiful, sensitive and strong. (especially when she is on drums). so hard to explain but...mesmerizing. then, my senses get similar with the feeling when i am watching snow coming down from the sky, water stars moving, feeling winds or those kind natural sources. very quietly emotional. very special instinctive rhythm. and I also like the name "sanso-xtro". some songs from sanso-xtro might be going to be on my video work now i'm i'm making...

sentimentalist / sanso-xtro ( type record )
すごくきれいな音。CDで聞く音もすてきだけど。ライブがいい。彼女 (メリッサ) の本能的な感覚。特に彼女がドラムを叩く時。そこから生まれる音を聴くと。水にゆらめくキラキラを見てるときや、雪が空から降ってくるとき、木々の間から もれる光が揺らめき走る光景や、風を感じるときと似たような感覚に。魅了。わたしが今創っているVIDEO作品にsanso-xtroの音がつくかも。か も。日本では。彼女のサイトからオンラインで買えるけど。札幌のタワレコで見たという目撃談があるから。きっと東京やその他にもあるはず。

Monday, 23 January 2006

inner space

look through into a bottle of coca-cola !!!
コカコーラのビンの中。キラキラキラキラ.....。
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Friday, 20 January 2006

noi albinoi

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iceland 2003 director: Dagur Kari music: slow blow
Stars: Tomas Lemarquis, Throstur Leo Gunnarsson, Elin Hansdottir, Anna Fridriksdottit, Hjalti Rognvaldsson

Sunday, 15 January 2006

spirited away

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great movie. tears are apearing to my eyes whenever i watch this movie. that means... this movie is my treasure.

千尋を見てると、頑張ろうと思う。2年くらい前。Spirited AwayがDVDになった時。千尋がすくっと立つジャケットのポスターが、ロンドンの街中に貼られていた。その表情や姿が。”特別な世界”の場所で頑張る千尋で。それがロンドンに貼られてたから。日本人な千尋が、ここロンドンでも頑張っている!!と、ロンドン1年目で、よくメソメソ泣いていた自分は、応援された気になった訳です。何を言われても「ここで働かせてください!」と頑張った千尋を見ると。素直に立ち向かっていく強さをもらう。とうわけで私の持っているDVDは、イギリス版なので、英語字幕を消す事ができないし、タイトルもspirited awayで出てくる。

この映画は、細部のいろいろまで。本当に胸にいっぱい残る。全部が残る。すっごくしみわたる。ひとつひとつのシーンが。胸いっぱい。胸いっぱい....。だから、エンディングロールで映る、今までの場所達のカケラの映像を見せられるたびに、ボロボロ泣いてしまうんだ。そなたの内なる風と水の名において。ときはなて。ツツジと紫陽花が咲く小さな庭。桃の木の庭。椿の木がある裏のくぐり戸。赤い橋。油屋。リンや千の部屋の所のベランダ。雨が降ったら海。下を走る電車。全部。木製なのがいい。建物の造りが。非常にしっかりしててすごい。窓は。日本家屋特有の薄いガラス。閉めるときや、風があたった時の音も、そういう薄いガラスになってて。ジブリってすごいな....って思う。おにぎりのシーンが好きだ。初めて映画館で見た時。まず最初にここで泣いた。釜じい。


明かり。神々しいまでに明るい灯。こんなにも。想像力が豊な宮崎駿に本当に驚く。必ず。見た事もない、初めて触れる時にはとまどってしまう程インパクトが強い感じの。生き物、物体、存在を創り上げてしまう。「千と千尋の世界」っていう世界がもう存在するし。例えば。それは。もはや形容詞として使われている。あっ。ここ。千と千尋の世界みたいだね。とか。そういう事がすごいって思う。はは。私も。竜になった人に迎えに来てもらいたい。そして空を飛びたい。と本気で思うほど。竜なハクが千尋を迎えに来たシーンの迫力がかっこよかった。

Friday, 13 January 2006

mogwai at ICA

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5夜連続ライブ@ICAの最終日。スコットランドの国旗が貼られたテレキャス。これはいつ見てもうれしい。ICAに行くと。いつも、最先端なクリエイター、デザイナー。みたいな人たちがたくさんいる。そしてインテリアが「時計じかけのオレンジ」の雰囲気を思わせたりも。でも今日は。いつもより男率が高かった。しかも、ちょっと、がたいがいい人が多かった。 mogwaiってそういうバンドなのかな。

始まる前のステージで。mogwaiのライブにラップトップ???でも、足下にはたくさんのエフェクターだった。キーボードの台に使ってたやつの。KAWAI? 何かはよくわからないけれど、その名前の最初の3文字の所に、手作りで MOG って貼って、MOGWAIにしてたのがかわいらしかった。ただ。ライブ自体は。なんとなくちょっと。やっ。よかったんだけれどね。後半は。うん。あの「音圧」「音風」を確かに感じた。体全体にぐおーっと来るやつ。

でも。全体的には。なんだ?確かに、足下に重低音の響きを感じたり。でも、それが体の芯にまで届かない。あれ?わたしが、感動を受入れられない人になっちゃったのかな。でも。ライブ自体が。クリーンになってしまったような気がした。彼らの演奏がうまくなりすぎたのかな。もちろん、彼らの音の中で過ごす時間は好きだから。またライブがあったら、必ず行くと思う。けど....。

まあ。ICAのシアターという小さなスペースだったからか。お客さんとの会話コミュニケーションをいっぱいしてた。が。わたし。全く分かりませんでした(断言)。ショック。がっかり。でも、前回より成長した所は。前は、彼らの英語に強力なスコットランドアクセントがあることを認識できなかったけれど、今回は、そのアクセントだけはバッチリ分かった。あっ!スコティッシュだ!と。ということで。よしとしよう...。

そういえば。four tet, her space holiday, explosions in the skyのライブの時も見かけた男の子達をまた見かけた。かぶってるなー。あと。終わった後、ちょっとよっぱらった感じの男の子に「サイキン ドウ?」とか「サイショハ グー。ジャンケン ポン!」と、やたら流暢な発音で言われたのがウケた。なんか。まあ今日は。エッセイ後のリハビリライブだし。感動できなかったのは私のせいかな?でも、サイショハ グーとか、へんな所に印象を残してしまったな.....。せめて。kids will be skeletons やってほしかったな....。

Tuesday, 3 January 2006