Monday, 23 January 2006

inner space

look through into a bottle of coca-cola !!!
コカコーラのビンの中。キラキラキラキラ.....。
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Friday, 20 January 2006

noi albinoi

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iceland 2003 director: Dagur Kari music: slow blow
Stars: Tomas Lemarquis, Throstur Leo Gunnarsson, Elin Hansdottir, Anna Fridriksdottit, Hjalti Rognvaldsson

Sunday, 15 January 2006

spirited away

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great movie. tears are apearing to my eyes whenever i watch this movie. that means... this movie is my treasure.

千尋を見てると、頑張ろうと思う。2年くらい前。Spirited AwayがDVDになった時。千尋がすくっと立つジャケットのポスターが、ロンドンの街中に貼られていた。その表情や姿が。”特別な世界”の場所で頑張る千尋で。それがロンドンに貼られてたから。日本人な千尋が、ここロンドンでも頑張っている!!と、ロンドン1年目で、よくメソメソ泣いていた自分は、応援された気になった訳です。何を言われても「ここで働かせてください!」と頑張った千尋を見ると。素直に立ち向かっていく強さをもらう。とうわけで私の持っているDVDは、イギリス版なので、英語字幕を消す事ができないし、タイトルもspirited awayで出てくる。

この映画は、細部のいろいろまで。本当に胸にいっぱい残る。全部が残る。すっごくしみわたる。ひとつひとつのシーンが。胸いっぱい。胸いっぱい....。だから、エンディングロールで映る、今までの場所達のカケラの映像を見せられるたびに、ボロボロ泣いてしまうんだ。そなたの内なる風と水の名において。ときはなて。ツツジと紫陽花が咲く小さな庭。桃の木の庭。椿の木がある裏のくぐり戸。赤い橋。油屋。リンや千の部屋の所のベランダ。雨が降ったら海。下を走る電車。全部。木製なのがいい。建物の造りが。非常にしっかりしててすごい。窓は。日本家屋特有の薄いガラス。閉めるときや、風があたった時の音も、そういう薄いガラスになってて。ジブリってすごいな....って思う。おにぎりのシーンが好きだ。初めて映画館で見た時。まず最初にここで泣いた。釜じい。


明かり。神々しいまでに明るい灯。こんなにも。想像力が豊な宮崎駿に本当に驚く。必ず。見た事もない、初めて触れる時にはとまどってしまう程インパクトが強い感じの。生き物、物体、存在を創り上げてしまう。「千と千尋の世界」っていう世界がもう存在するし。例えば。それは。もはや形容詞として使われている。あっ。ここ。千と千尋の世界みたいだね。とか。そういう事がすごいって思う。はは。私も。竜になった人に迎えに来てもらいたい。そして空を飛びたい。と本気で思うほど。竜なハクが千尋を迎えに来たシーンの迫力がかっこよかった。

Friday, 13 January 2006

mogwai at ICA

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5夜連続ライブ@ICAの最終日。スコットランドの国旗が貼られたテレキャス。これはいつ見てもうれしい。ICAに行くと。いつも、最先端なクリエイター、デザイナー。みたいな人たちがたくさんいる。そしてインテリアが「時計じかけのオレンジ」の雰囲気を思わせたりも。でも今日は。いつもより男率が高かった。しかも、ちょっと、がたいがいい人が多かった。 mogwaiってそういうバンドなのかな。

始まる前のステージで。mogwaiのライブにラップトップ???でも、足下にはたくさんのエフェクターだった。キーボードの台に使ってたやつの。KAWAI? 何かはよくわからないけれど、その名前の最初の3文字の所に、手作りで MOG って貼って、MOGWAIにしてたのがかわいらしかった。ただ。ライブ自体は。なんとなくちょっと。やっ。よかったんだけれどね。後半は。うん。あの「音圧」「音風」を確かに感じた。体全体にぐおーっと来るやつ。

でも。全体的には。なんだ?確かに、足下に重低音の響きを感じたり。でも、それが体の芯にまで届かない。あれ?わたしが、感動を受入れられない人になっちゃったのかな。でも。ライブ自体が。クリーンになってしまったような気がした。彼らの演奏がうまくなりすぎたのかな。もちろん、彼らの音の中で過ごす時間は好きだから。またライブがあったら、必ず行くと思う。けど....。

まあ。ICAのシアターという小さなスペースだったからか。お客さんとの会話コミュニケーションをいっぱいしてた。が。わたし。全く分かりませんでした(断言)。ショック。がっかり。でも、前回より成長した所は。前は、彼らの英語に強力なスコットランドアクセントがあることを認識できなかったけれど、今回は、そのアクセントだけはバッチリ分かった。あっ!スコティッシュだ!と。ということで。よしとしよう...。

そういえば。four tet, her space holiday, explosions in the skyのライブの時も見かけた男の子達をまた見かけた。かぶってるなー。あと。終わった後、ちょっとよっぱらった感じの男の子に「サイキン ドウ?」とか「サイショハ グー。ジャンケン ポン!」と、やたら流暢な発音で言われたのがウケた。なんか。まあ今日は。エッセイ後のリハビリライブだし。感動できなかったのは私のせいかな?でも、サイショハ グーとか、へんな所に印象を残してしまったな.....。せめて。kids will be skeletons やってほしかったな....。

Tuesday, 13 December 2005

best music in 2005

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文句なしでこの1枚。
sigur ros / TAKK

というか。実は。2005年に聞いた音楽を思い起こしていたら、それは全て、best music in 2004と全く同じだったわけで。この2年間、まるで同じ音楽を繰り返し聞いているわたし。で。そんな中でも。ものすごい音楽に出会った....。と感じさせてもらったのが、この「TAKK」なんというか。このアルバムを聴いている時は。感覚の限界ってものが広がっていくのがわかる。今まで触れたことがない、そんな地点に到達させてくれる。体中の感覚が解放されて、表皮?が開く瞬間を感じたり、まるで音が自然物のようにあまりにナチュラルに体に存在したり。本当に。こんなものを世の中に生み出してくれたSigur Rosに、ただただただただ、壮大な尊敬と感謝。

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best acts

sigur ros @ summerset house
takagi masakatsu @ NFT
sigur ros @ brixton academy
tsujiko noriko + aoki takamasa @ the luminaire
the explosions in the sky @ hammersmiths academy
the explosions in the sky @ the garage
her space holiday @ metro club

2月に。mumのライブを逃したことだけが、心底悔やまれる....。

Friday, 11 November 2005

explosions in the sky at garage

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20代最後の3日間。怒濤のライブラッシュ最終日。explosions in the skyのライブ2日目。今日は彼らがヘッドライン。ものすごく目の前で、彼らの音に包まれ、彼らの姿を見ている最中。自分の体が何か、音楽を聴く事によって浄化されていくのがわかった。琴線が脈打ってる。音の中に存在するというその事自体、壮大な出来事なような気がした。

彼らのライブ中、ムクムク感じたのは。「音楽」っていうひとつの可能性が世の中には存在して。その存在は、それを操る人の能力によって、可能性はどんどん活かされていくのだ....。と。うまく言えないけど、珈琲の粉を入れたフィルターにお湯を注ぐと、フィルターの下には珈琲が出来るのと同じような具合に(ちょっと違うか?)。才能や能力がある人たちっていうフィルターを通された「音楽」っていう可能性は、はてしなく宇宙的な存在にまでされてしまうんだ....。わたしがやりたいと思ってる「美しい」ものに焦点をあてたいと思ってることって。「美しい」が「好き」だからじゃなくて「信じている」からなんだな....。とか。そんなことを突然感じたり。好きな音楽を聴く事。感じる事。ライブを見る事。この行為は、わたしにとってコアブースターだな....。と改めて思った。そして。やっぱり。ミュージシャンのことは。世の中で一番尊敬してしまう。


all tomorrow's parties presents. 家からバスに乗って10分くらいで着く、highburyにある" garage"。小さいライブハウス。集まるお客さんも、どっかカジュアル。積極的にぐいぐい進んで、一番前の隅っこを確保。ここ。ステージ角と壁に阻まれた死角。ぽっこり三角コーナーみたいな場所で、とても狭いのだが、他の人が入って来れない分、誰にも邪魔されず鑑賞できる。さいっこうな場所。小さくてよかった(たまには)。

前座の手作りクラフト系のバンド(紅一点の女の子の静かで強い目線が印象的で。わりかしよかった)が終わり。彼らが登場。っていうか。まるで学祭のステージ準備をみているかのような近さ。というか。学祭ですら、こんなに近くないよ....。自分たちで準備するこの感覚。近さ。ライブでたたき上げているバンド。っていう雰囲気がする。ファンの若い男の子たちが、必死で話しかけたりしてる。そうすると彼らは、準備しながら答えてくれる。好きだなー。こういうの。ベードラに2本のガムテープが貼ってあるとか。シンバルはジルジャンだとか。マーシャルのアンプのつまみの文字まで....。ほんと。近いというのは、それだけで感動する。

小さな箱の中。小さなステージで。音の反響具合も、その小ささを反映した「生」な音。テキサスはオースティンから来てくれた彼らをじーっと見つめる。みんな、携帯カメラを片手に、必死で写真撮ったり(禁じられてないから)。でも、これだけ近くで、かぶりつかれるように見られてたら、演奏しづらいんじゃないかと思うんだけど...。きっと彼らは演奏中、とにかく曲の中に入ってる感じがするし。大丈夫なんだろう。それか。こういうファンの気持ちがよくわかるのだろう。

昨日も見た若い感じの男の子が、今日も一番前にいて。真剣な目でmanufやmarkのギターのコードや指使いを、必死に身を乗り出して見つめている。純粋な音楽っ子を育てるようなバンドなのよね。きっと若い男の子たちにとったらヒーローなんだろうな。ロンドンで見かけるティーンって。ほとんどが本当に恐いんだけど。ライブ会場で見かけるティーンの子たちはいいな。純粋っていうか。そんな男の子たちが、ライブ中に目をつぶって、彼らの奏でる美しい音にノリ、顔をふるような姿は、美しい。メンバーの顔からしたたる汗がいっぱい見える。ギターに落ちたりしているけれど。大丈夫なのかな....。感電しないでね。とか思うほど。近い。アンプの音を消し、手元でチューニングしている時でさえ、その生の弦の音が聞こえてしまうくらい近くにいる。

Thursday, 10 November 2005

four tet + explosions in the sky

昨日のSigur Rosに続き。20代最後の3日間。怒濤のライブ三昧。2日目の今日は。Four Tet + 前座のexplosions in the sky.

私としては。メインがexplosionsで、Four Tetも一緒だからもうけ!って具合なのだが。eat your own ears presents なライブです。ロンドンの西の方、 hammersmiths まで1時間くらいバスに乗り、ロンドンの西の雰囲気を久しぶりに堪能しつつ会場へ向かう。会場や人々の雰囲気は。昨日のSigur Rosにくらべて「クラブ」感がたっぷり漂う。開場して30分くらいたってたが、みんなの目的 ’Four Tet’ まで、 explosionsを含め3つも前座があるおかげか。ステージ周辺は若干まだスペースがあった。なので。ステージの左隅、一番前列に陣取った。ひゃっほー!長丁場だが頑張ろう。結局、今日はこの場に6時間も立ち続けた。

前座の1バンド+1DJが終わった後。いよいよ真打、explosions in the sky!! と、このとき。ローディーの中に女の子が1人いて、その子が働く姿がかっこよかった。で。きゃー!!近い。explosions の manuf です!彼のギターはシャイニングな水色のストラトだった。きゃー!大好きドラマーの chris です!スティックが何十種類も入ったスティックケースまで見えた。きゃー!michel がエフェクターをいくつもつなげ準備したりしてる、その姿まで見える。テキサスはオースティンから運んで来たのだろう、飛行機のタグとかがついたままのトランクが目の前に。きゃ−!mark のくつが new balance だ。とか、そんな、足下まで見える!きのうの Sigur Ros のリベンジ!ってな勢いでよく見える。ドキドキしながら彼らの準備してる姿を見つめた。(ミーハー)

はじめてのライブ。こ、こんなにも迫力があるものだとは思わなかった.....。彼らの全神経を、音に、楽器にゆだねて演奏している。すごい。エモーショナル。最初の一音。the earth is not a cold dead place の your hand is mine のギター.....。震えてしまった。美しすぎる。そこに音が存在する。彼らが演奏してくれている。その事実の壮大さみたいのに圧倒されてしまった。CDで聞いてた音が。ひとつひとつの音の要素が。どうやって生まれて来ているのかを感じた。彼らの指の動きひとつひとつまで見えたから。感動してしまった。音そのものが感情を持っているかのように、生きている。ソフトなシンバルの音。体の芯に響くベードラの音。同じ楽器を使ってここまで自由自在に音を変化させている ....。音の事を知り尽くしている感じ。信じられないくらいクリアに伸びるギターの音。確実に深さを与えてるベースの音 ....。

mark が出していた delay のエフェクターを通したギターの音。でも。遅らされる前、彼が弦を弾く所が見えたから、その時差を感じたわけだけど。 michel のベースは、その遅らされた音に合わさってて。お互い、なんの合図もしていないのに、時差もふまえての完璧なタイミングで曲の要素が創りだされている。そうやって生まれた音に私は包まれる。うーん、この説明あまりうまくないけど。妙に感動した場面だった。彼らの音楽のすばらしさって。やっぱりそれは、全ての音が、ギター、ベース、ドラムという楽器から生まれている事だと思う。エレクトロニカみたいな浮遊感あふれる音なのに。それらは全部人の温度が創った音。だからこんなに心に、エモーショナルに響く。そしてエモーショナルに浮遊する事を許してくれるというか、許容してくれる音。こんな風に生み出されてたんだ .....。ほぼ毎日。休みなくこれだけのエネルギーを使ったライブをやってくれている彼ら。その愛情と情熱の強さに。何かを創りだすという仕事に携わってる身として。尊敬と感動を抱いた。彼らの情熱とインスピレーションがある限り、ずっとずっと続けて欲しいと思った。

ふぅ。いまだ explosions の生演奏の音の渦の中にいるような気がしている中。今日の本当の真打、ラップトップな Four Tet のライブが始まり。かなりなナイスガイで、ピンクのナイキのスニーカーとかかっこよかったのだけど。うーん。でもやっぱり、explosions の迫力の後ではノリきれない....ごめん、Four Tet ....と思ってたのだが。Joyが演奏されたあたりから。照明の具合もクラブのようになってきて。気がついたら、めちゃめちゃ踊りまくってしまった。ふー。久しぶりに踊った。なんつうか。Four Tet はホント、ナイスガイだった。

で。終わったのは1時近く。プラスチックコップなどが転がりに転がった会場を、バキバキ言わせながらみんなで出口へ移動したのでした。会場の出口に向かおうとしたら。ツアーグッズ売り場に explosions の mark と chiris が!!!!! CD などを買った若者な男の子たちが、サインをねだったりしてる。そして、そんな男の子たちがデジカメで一緒に写真撮ってもらったり。こうやって、ファンに直接触れ合ってるやさしさがよいなー。しかも。サインをねだったりしてる人たちが「男の子」だって。それがまたかわいい。で。わたしも。幻のデビューアルバムの再発 CD と Tシャツを買い。 michel と chris にサインしてもらっちゃいました!!!声をかけられずに、もじもじしてたら、 chris がわたしに気がついてくれて、サインをくれたのでした。わーい!「本当に explosions が好きです」。と言ったら。michel が胸を押さえて「thank you」と言ってくれた。きゃー!!胸いっぱい。